第九話 博物館と動物園



次の日の朝。
彩葉ちゃんはお母さんといっしょにホテルからタクシーに乗りました。
運転手のおじさんに地図を見せて上海博物館のところを指さしながら

 「ここへ行ってください。

これを中国語で言うと(中国語をクリック)


タクシーの運転がものすごく乱暴で乗っていてめっちゃコワ〜イ(汗)
バスとぶつかりそうになっても運転手のおじさんは平気な顔で笑ってる!
なんとか無事に博物館に着く。(右上の絵)
博物館の前で空高く凧上げしているおじさんを目撃。
カバンをクロークに預けて博物館をまわりました。
この博物館はすばらしい。
1階から4階まで吹き抜けになっていて、各部屋に古代からの青銅器や塑像、陶磁器、絵画、書画、印鑑、玉(ぎょく)、民族衣装などが整然と配置されています。
その展示方法やライトアップは洗練されている。
古代の展示品にはBC20世紀などという説明が頻繁に出てきて改めて中国四千年の歴史の長さを思い知らされます。
彩葉ちゃんは、すぐに歩き疲れて2階の喫茶室でコーヒーとケーキ
色鮮やかな陶磁器の数々を見て回のが精一杯でした。

このあと、彩葉ちゃんの大好きなパンダに会うためタクシーで上海動物園へ。
象のゲートを通って園内へ。
大きな池や林があってとても広い公園といった感じです。
観覧車もまわっています。
クジャク、象、カバ、虎、ワニ、シマウマ、北極熊などに出会うがなかなか肝心の熊猫(パンダ)が見つからない。
園内をうろうろしているうちに場所がわからなくなってしまいました。
向こうから歩いてきた小さい男の子を連れたおばさんにパンダの帽子を指さしながら

 「道に迷ってしまいました。

これを中国語で言うと(中国語をクリック)


おばさんは何やら言いながらパンダのいる方向をおしえてくれました。
最後にようやくパンダを見つけて彩葉ちゃん大感激(上の絵)
外でゴロゴロしていました。
毛がフカフカで体がコロコロでとてもかわいかったそうです。(第九話おわり)